01 / 標本外見スケッチ
姿にまで出る、この癖。
🔍 標本スケッチ
くちばしが辞書のしおり。木には細かい穴が無数にあるが、巣はまだ完成しない。完成という言葉の定義を先に決めている。
02 / リアル遭遇シミュレーション
こんな返信欄、見たことある。
会話はすべて創作です。名前ではなく、やり取りの流れを観察してみてください。
SCENE 01同じ住所を四回入力するフォーム。
住所の再入力を減らすと便利になると思います。
便利とは、誰にとって何を意味しますか?
今回は、利用者が同じ住所を打つ回数が減ることです。
回数が少ないことが便利とは限りませんよね。
最初の質問には意味がある。対象と指標を答えた後も決定へ進まず、言葉の一般論に戻ったところで木をつつく音になる。議題は便利さの哲学ではなく、この入力欄だ。
SCENE 02感想の一語に、辞書が着席する。
この本、読みやすくて週末に一気に読んだ。
読みやすいとは、語彙、構文、内容理解のどれを指していますか?
今回は、話を追いやすかったという感想です。
追いやすいの基準も、まだ曖昧ですよね。
感想を理解するための確認が、確認する語を増やす作業へ。読み終わった本より、定義の続きが長い。
03 / 生態あるある
つい見入ってしまう、三つの癖。
日常語へ入場審査
「入力が面倒」に「面倒とは何か」。四回ある入力を一回にしたい話が、感情の定義から始まる。
仮の定義も受け取らない
範囲を示しても例外を追加する。実用上の合意より、完全に穴のない辞書を目指す。
時間切れを曖昧さのせいにする
判断まで進まなかった理由は「最初の説明が曖昧」。作業時間を全部使った鳥は、木の陰にいる。
04 / 見分けどころ・ひと呼吸
似ている話と、ここが違う。
「辞書を完成させなくても、入力欄は一つ減らせる。」
厳密な質問をされると、自分の説明が全部足りない気になる。必要な範囲を決めたら、提案の効果を小さく試す方が分かることもある。
記録・ミュート・通報など、具体的な対応が必要なときは 共通対処ガイドへ →


