01 / 標本外見スケッチ
姿にまで出る、この癖。
🔍 標本スケッチ
口だけが拡声器サイズに成長。一人分の名札を入れると、「世代」「男女」「国民」の横断幕になって出てくる。胃袋より主語が大きい。
02 / リアル遭遇シミュレーション
こんな返信欄、見たことある。
会話はすべて創作です。名前ではなく、やり取りの流れを観察してみてください。
SCENE 01朝礼の前に、世代論が始まる。
新人が十分遅刻した。次から連絡するよう話した。
これだから最近の若い人は責任感がない。
ほかの新人は時間どおり来てるよ。
まあ、ちゃんとしてる子も一部いるけどね。
遅刻の原因も、次回の連絡方法も脇へ置かれた。目の前の人数は訂正されたのに、世代についての結論だけ生き残る。主語のサイズに対して、根拠の服が小さすぎる。
SCENE 02一人のスマホで、ファン全員が退場。
ライブ最高だった。後ろの一人が演奏中もスマホを光らせていたのだけ残念。
あのバンドのファンってマナー悪いんだね。
ほかの人はルールを守っていたよ。
身内だとかばいたくなるのは分かるけど。
人数を訂正すると、今度は訂正した人が身内の代表になる。根拠は一席、結論は全席。
03 / 生態あるある
つい見入ってしまう、三つの癖。
サンプル一件で全国調査
身近な一人の行動から「この世代は」と結論する。調査人数は一名だが、発表の声量は全国放送。
反例は特別枠へ
「同年代でも違う人はいる」と言うと「君は例外」。説を直すより、例外用の別館を増築する。
呼ばれていない代表を作る
同じ属性というだけで、反論や弁明を求められる。本人が何もしていなくても、勝手に広報担当へ配属される。
04 / 見分けどころ・ひと呼吸
似ている話と、ここが違う。
「その世代の広報担当に、就任しなくていい。」
自分まで責められた気になるのは、主語がこちらまで広がってきたからだ。属性が同じでも、見知らぬ人の遅刻について謝る役は回ってこない。
記録・ミュート・通報など、具体的な対応が必要なときは 共通対処ガイドへ →


